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野生動物からみた鳥インフルエンザ問題 野生動物学教室 助教授 羽山 伸一

 今年、わが国では79年ぶりに高病原性鳥インフルエンザが発生した。野鳥がウイルスを伝播させているのではと疑われたが、今のところ証拠は無い。しかし、今回の事件から野生動物と人間とのかかわり方を再考すべきだ。
 まず、従来の共通感染症対策では、国内の野生動物に対する防疫を想定していなかったことが混乱の原因となったため、感染症関連法に野生動物の監視体制を明記すべきだ。一方で、年間数億頭もの生きた動物が輸入されながら、その99%は種類すらチェックされていない。しかも、こうした外来種が野に放たれ、深刻な生態系や公衆衛生上の影響が出始めている。 少なくとも、愛玩用に野生動物を輸入することは禁止すべきだ。
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  ハイテク・リサーチ・センター整備事業 ハイテクリサーチセンター運営委員会 新井 敏郎

 「ゲノムモニタリングによる肉用牛の生産病予防システムの開発」が、平成16年度文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業のハイテク・リサーチ・センター整備事業の拠点として選定された。
 本研究プロジェクトは、草をエネルギー源として、ミルクや肉などの良質の蛋白質を供給する貴重な能力を有する牛のエネルギー代謝機構をゲノムレベルで解析し、牛における生産病の発症を予防するシステムを構築することを目的とする研究である。
 さらに、動物の健康維持機構を明らかにすることにより、健康な動物からの安全な肉製品を供給するシステムの構築も目指す。本研究の進展により、本学が「世界の肉用牛のエネルギー代謝の研究拠点」ともなりうる。
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