穀類、イモ類、野菜や果物などは昔から人間を支えてきた主要な食糧資源です。
これらは生命体そのものなので、貯蔵したり、調理・加工する間にも細胞内での成分変化が進んでいきます。
この変化を引き起こす大きな要因は、酵素と呼ばれる触媒機能をもつさまざまなタンパク質の寄与です。
私たちの研究室では、このような酵素について、その構造や作用の特徴、貯蔵や調理・加工との関わり、
あるいはその働きの制御方法などを調べています。
さらに、酵素を利用して味や栄養の改良に役立つ食品成分を効率よく作り出そうとする酵素バイオテクノロジーの立場からの応用的な研究も進めています。

勉学や研究で大切なことは、自発性です。「なぜ?」「どうして?」と興味・疑問をもつことが出発点です。食品科学の基礎を身につけた上で、科学的な考え方や問題解決のための知恵を養ってください。